整体を始めたものの、売上が思うように伸びず、閉店に追い込まれてしまう経営者がいます。小平の整体も例外ではありません。景気が回復傾向にある国内事情ですが、節約志向が身についた日本人の顧客を増やすのは、至難の業です。多くの整体が消えていく現在において、生き抜く力を持つには、経営方針の見直しが大切になってきます。
経営を順調にするには、スタッフの技術の向上だけでなく、利用しようとする人から見て、他にない存在になることが基本です。スタッフは職人気質の人が多いため、技術的な分野に目が行きがちです。そうではなく、商売人としての意識が売上を伸ばす秘訣となります。
実は成功する商売人というのは、売上至上主義でないことが多々あります。儲けを出すためにはさらに細かい分析が必要で、顧客の数、単価、来店のサイクルという要素を、それぞれ確認するようにします。
顧客の数は増えれば増えるほど、収入が増える結果になります。その代わりに、顧客単価が低ければ、効率の悪い経営の仕方だと判断されます。それぞれの問題点を解決することによって、収入を増やすばかりか、少ない収入でも利益を伸ばせるようになります。