腰椎椎間板ヘルニアの症状や頻度の高いスポーツ種目について
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腰椎椎間板ヘルニア
腰椎にはクッションの役割をする椎間板がある。この椎間板が突出し、腰痛や下肢痛を発症するものを腰椎椎間板ヘルニアと呼ぶ。基本的には保存治療で改善するが、難治性の場合や競技レベルによっては手術が考慮される。
頻度の高いスポーツ種目
水泳、バレーボール、野球、サッカー、新体操、バスケットボールなど多くのスポーツで生じる。
受傷機転
繰り返しの腰部への負荷により生じることが多い。
症状
腰痛や殿部の痛みが主な症状で、特に前屈で痛みを生じる。腰の前屈に制限が出ることもあり、中腰ができなくなる。悪化すると、日常動作でも痛みを生じ、支障を来す。突出した椎間板組織が神経を圧迫すると、下肢のしびれや痛みを生じる。神経の圧迫が強いと、足関節や足の指を反らす筋力か低下する麻痺症状が出現するので、悪化しないよう注意する必要がある。
検査・診断
MRI検査で突出した椎間板が確認される。ヘルニアによる神経の圧迫症状が出ると、仰向けで下肢を挙上した時にしびれや痛みが走る。
腰椎椎間板ヘルニアの治療・リハビリ・予防についてはこちら↓
2020年 9月 24日 9:52 AM