腰椎椎間板ヘルニアの治療・リハビリ・予防のポイント!
Contents
腰椎椎間板ヘルニアの治療
基本は保存治療(医療機器治療・リハビリ治療など)です。痛みに応じてスポーツ活動の休止が必要となります。中腰や椅子に座る姿勢は、椎間板にかかる負荷が大きく、長時間これらの姿勢を続けることは避けたいところ。軟性のコルセットを装着し、腰部の安静を図るのも有効です。リハビリは、再発予防の点でも重要。症状に改善がない場合は、突出した椎間板を摘出する手術が行われます。
まずは保存療法。
ダメなら手術をするといったように段階を経ていきます。
リハビリ
下肢や体幹の柔軟性、そして体幹の安定性を獲得することが重要となります。
柔軟性を得るには、腰椎と筋肉で連結している骨盤、大腿、肩甲骨を意識してストレッチを行う。症状がひどい時期は、無理しない方が良いです。
体幹トレーニングは、腹式呼吸や静的な腹筋強化から開始。
まずは柔軟性→次いで安定性(体感トレーニング)という具合に、柔軟性が充分に確保できていない場合は体幹トレーニングは実施せず、柔軟性を高めるリハビリをメインとしたプログラムにします。
予防
上肢と下肢の基盤となる体幹を強化することは、競技レベルを上げるためにも、また腰部への負荷を抑える意味でも重要となります。特に水泳などの競技Sはその重要性が注目されています。現在、各種の体幹トレーニングが提唱されているが、腰痛のある時には無理をしないことが大切です。
腰椎椎間板ヘルニアは保存療法が基本であり、股関節〜下半身のタイトナスの改善や、体感トレーニングによる強化で予防することが大切です。
2020年 9月 25日 10:32 AM