症状から治療ポイントが分かる膝痛マップ!

こんにちは!

小平市の整体あさば整骨院です!

今回は膝痛の症状から治療点がわかる「膝痛マップ」なるものを紹介していきます。

当院では膝の痛みに対して動的検査をしてどこに問題があるのかを明確にしてから治療をしていくといった流れを大切にしています。

多くの膝痛の患者様と向き合って検査と治療を繰り返す事で分かったことがありますので患者様も施術者もご覧いただければと思います。

膝の症状別と表記しましたが、どのように動かすと痛いかによって治療の方法が変わってきますのでそれぞれ書いていきます。

✔︎膝を曲げると痛む場合:膝を深く曲げた時に膝が痛む場合は変形性膝関節症や膝蓋下脂肪体、膝蓋靭帯、滑液包、分裂膝蓋骨、脛骨粗面の炎症、膝の水が溜まった事などで痛みが出ている可能性があります。その場合は内転筋、大腿四頭筋、脂肪体、膝窩筋などをほぐしていったり、医療機器を投射していくと改善していく事が多いです。

膝の裏に手の平を入れて膝裏で手を挟むように深く曲げていくと膝の痛みが緩和される場合はスネの骨が曲げていく時に機能していない可能性があります(ロールバック機構と言います)、また大腿四頭筋という筋肉の拘縮が原因のことがありますのでそれら機能を改善していくために脂肪体を緩めたりしていくと曲がりやすくなります。

✔︎膝を伸ばすと痛い場合:膝を伸ばすと痛い場合は変形性膝関節症やハムストリングス・膝窩筋の筋緊張などが原因で痛みが出ている可能性があります。ハムストリングスの場合は内側と外側とありますので広範囲でほぐしていくと良いでしょう。たまに後十字靭帯が痛んでしまっている可能性もありますので、その場合は立った状態で患側の足を90度に曲げて健側で片足立の状態になってください。患側の膝が痛む場合は後十字靭帯損傷があるのではないかと思います。

いずれにしても医療機器が効果的です。ハムストリングスや膝窩筋を中心に緩めていくと伸ばしやすくなります。

✔︎内股にすると痛む場合:内股方向、いわゆるニーイントゥーアウトという状態で外反とも女の子座り状態とも言われます。内だったり外だったりの表記でややこしいですが膝が内側に向くと痛む動きです。そのようにして痛む場合は内側側副靱帯、棚障害(たなしょうがい)、筋緊張性疼痛、鵞足炎(がそくえん)、変形性膝関節症などの可能性があります。

この膝の動きは多くの人が日常生活やスポーツシーンでやってしまっている最も膝に負担のかかる動きなのですが、ご自身で内股になっているかどうかを判断できない方が多い印象です。日常のちょっとした動きで内股方向に膝が捻れてしまうにも関わらず、その癖をあまり認識できていないというのがこの膝痛症状の恐ろしさです。

今現在痛みがなくても、過去似たような症状で膝痛が出たことのある方は再受傷しやすくなることが多く、治療やリハビリをしっかりを行うことをお勧めします。

片足立ちのスクワットなどで少しバランスを悪くした状態でスクリーニング検査をすると、しゃがんだ際やしゃがんだ状態から立ちあがろうと力を入れはじめたところで膝が微妙に内側に向いたり入ったりするような事があればその癖を修正していく事も大切になります。

治療方法は医療機器を患部にあて、内転筋やハムストリングスをほぐし、膝が内側に向かないように臀部の筋肉を鍛えていく方法が効果的です。

✔︎外股にすると痛む場合:外股方向、いわゆるあぐらをかく、ガニ股のように膝を外側方向へ向けると痛む場合は大腿骨と脛骨の内側が衝突して痛んでいる変形性膝関節症、外側の筋肉や靭帯が引っ張られて炎症を起こす腸脛靱帯(大腿筋膜張筋)周辺の炎症、若年層に多い分裂膝蓋骨(ふんれつしつがいこつ)の可能性があります。

内転筋や大腿筋膜張筋、ハムストリングスの拘縮を取り除いていく他に、臀部筋肉の促通(筋肉が働くように促す)を行うと比較的症状が緩和されてきます。

という事で、症状別の膝痛マップいかがでしたでしょうか?

ここに書いたものは膝痛の中でもほんの一部の情報しかないということと、痛む場所によって治療方針が変わりますので、まず最初は私たちのような医療機関で受診をして的確なアドバイスをもらうようにお願いします。

膝痛に関する事なら、小平市の整体あさば整骨院へご相談ください!

元日本代表トレーナーが直接施術されて頂きます!

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