野球肘(成人)の治療・リハビリ・予防のポイント

野球肘(成人)の治療

野球肘の程度に関わらず、いずれの場合でもまずは保存治療(医療機器治療・リハビリ治療・コンディショニングなど)が行われますが、改善しない場合には手術も視野に入れます。

肘の内側側副靭帯損傷では、靭帯再建術が行われますが、競技レベルなども含めて慎重に判断する必要があります。

手術をした場合は完全復帰までに8か月〜1年を要する場合もあります。

肘関節後方インピンジメントや変形性肘関節症の関節鏡手術では、手術後早期から可動域訓練を行い、術後34か月以降での復帰を目指すのが一般的です。

リハビリのポイント

“腕だけ”で投げるには限界があります。

しかし、結果的に腕だけで投げている選手が多く、腕以外の問題を見つけることも大切です。

投球動作の運動連鎖のどこかに問題があり、肩や肘に過剰な負荷が加わっているケースがとても多いのです。

そのため蓄積された肩関節の後方タイトネスや下肢〜体幹の柔軟性や安定性の問題を解決することが、投球時の肩や肘への負荷の軽減につながります。

また、投球動作で必要な体重の移動や股関節の使い方など、野球の専門家による指導も重要です。

野球肘にならないための予防

野球の歴が長いと肘にも相応の負担が蓄積されており、プロ野球入団時には、靭帯損傷を持つ選手も少なくないという調査報告もあるくらいです。

しかし、徹底したコンディショニングを行うことにより、高いレベルでの投球ができています。

一般レベルでは、治療家やトレーナー、投球コーチなどの身体を管理する専門家がいるチームは少ないため、自己管理やメンテナンスがとても重要です。

いずれの場合も基本はリハビリが重要です。

手術は傷んだ肘を元通りにリセットするものではなく、術後もリハビリが肝となります。

 

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