交通事故直後に症状が出ないことがあるのはなぜ?

交通事故直後に症状を感じず、1〜3日後に痛み出す方がいます。

なぜ交通事故直後すぐに痛みなどを感じないのに、数日後に痛み始めるのでしょうか?

考えられる原因は、

①交通事故直後の交感神経優位(強い興奮状態)

交通事故の被害にあった際は興奮状態にあるため、痛みを冷静に判断できません。

スポーツ経験のある方ならイメージが湧くかもしれませんね。

②関節のズレや筋肉の過度緊張状態

交通事故の衝突により関節のズレや筋緊張が生じ、日常生活に戻り、いつもの動作を繰り返していくと『いつもと違う』という身体の感覚が痛みとして出現します。

いわゆる筋肉痛に似たものです。

トレーニングをしたその日はあまり痛まず、翌日以降に筋肉痛症状が出る、あの感じに近いです。

③脳血管障害

交通事故の衝撃により血管を損傷した際はその場では症状がなく、徐々に症状が出現します。

 

脳血管障害は交通事故での衝撃が小さくても起こってしまうことがありますので、必ず病院へ行きましょう。

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