ジャンパー膝(ジャンパーズニー)について
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ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)について
ジャンプが多いスポーツ競技に発生しやすく、膝のお皿のすぐ下辺りが痛くなります。
太ももの前にある大腿四頭筋は、膝蓋骨を包んで膝蓋腱に移行し、脛骨粗面に付着します。
この膝蓋腱に繰り返しの負荷がかかることによって痛みが生じます。このことをジャンパー膝(ジャンパーズニー)と呼び、運動量の調整とリハビリで処置していきます。
ジャンパー膝(ジャンパーズニー)の頻度の高いスポーツ種目(発症しやすいスポーツ種目)
バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、陸上競技
受傷機転(痛くなるきっかけ)
ジャンプやその着地動作では、大腿四頭筋の働きが大きく、膝蓋腱への負荷が増します。この負荷が繰り返され、過剰になると痛みが発生します。
ジャンパー膝の症状
その名の通りジャンプ動作で痛みが生じることが多いですが、ランニング時でも発症します。
膝蓋骨の端(膝蓋腱の起始)を押すと痛みがでます。
症状が軽い時は、スポーツ後の痛みにとどまるが、ひどいケースではスポーツ中あるいは日常生活(特に階段昇り降り)でも痛みが出ます。
可動域制限が出ることは少ないです。
検査・診断
痛みの部位、スクワット動作などの大腿四面筋に力を入れた時に出現した時に出る痛みを診て判断します。
腱はX線検査では写らないため、超音波検査で膝蓋腱の肥厚や炎症による血流の増加が確認される。ひどい場合はMRI検査を行うこともあります。
次回はジャンパー膝(ジャンパーズニー)の治療方法やリハビリ、予防などについて書いていきます!
ジャンパー膝(ジャンパーズニー)の治し方はこちら↓
2021年 1月 5日 10:49 AM