ジャンパー膝(ジャンパーズニー)の治し方!
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ジャンパー膝(ジャンパーズニー)の治療、治し方
医療機器の使用やリハビリなどによる保存治療がもっとも効果的です。
痛みの程度に応じた運動量の調整が必要になります。
痛みの程度によっては、一定期間の運動中止を要することもあります。
大腿部や殿部のタイトネス(筋肉の緊張)や姿勢不良など、大腿四頭筋に負荷のかかりやすい身体の状態になっていることも多く、これらを改善するリハビリが重要となります。
リハビリのポイント
医療機器の投射による痛みの軽減、大腿四頭筋のストレッチは最も大切なリハビリとなります。
大腿四頭筋は股関節と膝関節をまたぐ筋肉であり、股関節周囲のストレッチも重要です。
また、普段から不良姿勢の改善、体幹トレーニング、適切なスクワットを保つ(ハムストリングスを使えるようにするための)基本動作トレーニングなどを行っていくことが有効です。
治療の目安
基本的には週2回のペースで医療機器を投射しましょう。
ただし、痛みの程度(軽度・中等度・重度)や運動の強度などの状況にもよりますので、診察時に治療のペースを指導させて頂きます。
痛みが引くまではなるべく治療しましょう。
運動中の痛みが無くなれば完治したと言えます。
しかし、再発することもあるので、しっかりとセルフケアを行う重要性も理解しないといけません。
普段行うセルフケアについても診療中にお教えします。
練習中に痛めてしまったら!
練習中に痛みがひどくなってしまったら、運動を中止し安全な所で氷水などで20分間冷やしましょう!
その際は膝をやや曲げた状態にして冷やしておくと良いでしょう。
予防
とにかく間違った身体の使い方をしている選手や学生さんが多いので、予防をしないと大きな怪我につながります。
大腿四頭筋のストレッチを怠っているとタイトネスが生じ、同じスポーツ動作でも、関節や筋肉に過剰な負荷がかかる身体の状態になります。そのため、普段から適切なストレッチを継続するように指導します。
特にジャンプの着地動作で、膝が内側に入りすぎたポジション(ニーイン)になっていないか、私たち専門家にチェックしてもらうことも大切です。
大腿四頭筋が膝蓋骨に付着する部位や、膝蓋腱が脛骨に付着する部位の痛みも、ジャンパー膝に含まれます。
症状の改善と悪化を繰り返すことも多いので運動量を調整するだけでなく、必ず私たち医療機関で受診し、適切な医療機器の投射とリハビリをしましょう!
ジャンパー膝の過去の記事はこちら↓
2021年 1月 5日 4:33 PM