自律神経を乱す「気象病」チェックリスト

自律神経失調症と一言で片づけられていたものが、今ではその原因が細分化されてきております。

その原因一つが前回も記事で書きました、首の筋肉や神経から来る自律神経症状である「頚性神経筋症候群」です。

首の筋肉や神経が悪さをして頭痛やめまい、吐き気、倦怠感症状などの自律神経症状が出現するというものでした。

これは医療機器によって症状が緩和しますので、当院にご相談ください。

今回は、雨が降ると古傷が痛んだり、頭痛がしたり、気分が悪くなったりする症状がある「気象病」について解説していきます。

気象病研究の先進国であるドイツでは、気象病による症状は約30種類も認められているそうです。

日本国内でも片頭痛を除いた慢性痛だけでも実に4人に1人が気象病の可能性があるとしているそう。発症の年齢層は働き盛り世代に多く、症状は頭痛・首肩コリで全体の65%を占めています。

気象病から来る症状を放置したまま休職や退職になる方々も多くなる為、決して無視できない問題となっています。

気象病の主な症状

頭痛・肩こり・首こり・腰痛・古傷の痛み・うつ症状・不安症・眠気・気分の落ち込み・倦怠感・めまい・耳の痛み・聴力の悪化・耳鳴り・関節リウマチ症状増悪・神経痛の悪化など

気象病を引き起こす要因は人それぞれ。当てはまる項目が多い方は当院で治療したりお教えしたセルフケアをしましょう。

タイプ別気象病チェックリスト

□なんとなく雨が降りそうだと分かることがある

□乗り物酔いをしやすい方だ

□高い所が好きではない

□耳抜きが苦手だ

⇒内耳(耳の器官)が敏感なタイプ

 

□台風が近づくと気が滅入る

□季節の変わり目になると体調を崩すことが多い

□雨が降る前に眠くなることがある

□夏はのぼせやすく、冬は冷えやすい

⇒体質的に天気の影響を受けやすいタイプ

 

□まじめで几帳面なタイプだ

□頭痛持ちだ

□ストレスの多い生活をしている

□骨折などのケガをしたことがある

□首こり・肩こりがある

⇒気象病になりやすい要因がある

 

□むくみが出やすい方だ

□蒸し暑く、湿気の多いのが苦手だ

□汗をかきにくいタイプだ

□デスクワーク中心で運動不足だ

⇒梅雨の高い湿度で体調を崩しやすい

 

 

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