堂本剛さんが発症した『突発性難聴』について。
発症後1週間以内の治療開始か、1週間以降の治療開始かで、その後の人生を大きく左右する病気があります。
治るか、一生苦しむか。
『こんな症状があったら、必ず早急に病院へ行ってください 〜耳編〜』↓
朝起きた時や日中に、急に片耳に出現します
①耳栓をしたようなつまり感
②耳鳴り
③会話などが聴こえない(聴力の低下)
④アラームやチャイムなどの音が鳴っているのはわかるが、どこから鳴っているかわからない
(⑤めまい、ふらつき)
①〜④は実際に私が発症しました。
医師の診断は『突発性難聴』。
疲れやストレスなどが原因だとされていますが、はっきりしたことは現在をもってもわかっていません。
現に私はストレスを感じていませんでした。と、思っているだけかもしれません・・・
芸能人や歌手の方が発症していることから、一部の方はその怖さについてご存知かもしれませんね。
この症状、発症から1週間以内に薬の投与を開始すれば改善していく確率が高いです。
しかし、発症から1週間を経過してしまうと回復しない確率の方が高くなるようです。
つまり、一生片耳が聞こえません。
実際にこの症状で15年間片耳が聞こえない人もいます。
私も「このまま一生、片耳が聞こえないんじゃないか…」と本当に不安になりましたが、発症後すぐに病院へ行き、薬を投与してから徐々に回復し、現在は完全に回復しました。
これが発症直後↓
これが薬の投与開始から約2週間後↓
実線が患部側の耳、点線が健側です。
発症直後の聴力レベルは大幅に低下しています。
特に500Hz(ヘルツ)〜1000Hzの周波数の音が聞こえづらくなっています。
500〜1000という周波数はちょうど人の声くらいの音です。
(普段の会話:女性700Hz程度、男性600Hz程度)
発症中は人と会話するのが本当に大変でした。
最初は風邪の前兆かな? なんて思ってしまいました。
私は完治したから良いものの、1週間以内に薬の投与をしたが治らず、その後ずっと苦しむ方もいます。
一週間以降の受診になってしまい回復しなかった方の中には、仕事や育児などでなかなか病院へ行けなかった、治るかなと思って様子をみてしまったという理由が多いようです。
是非頭の片隅に入れていただき、同じような症状になったら必ず早急に病院へ行ってください。
(その際は耳鼻科を受診してください)
私も発症中は本当に怖い思いをしました。
これを読んだことで1人でも多くの方が改善することを願います。
やはり、スポーツも病気も怪我も、体感したことしか伝えられませんね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
2017年 5月 13日 2:19 AM