【プロバスケットボール選手が嫌がるホテル】〜体のケアと回復の重要性〜

日本のプロバスケットボール選手の試合は、土日を中心に連戦になることが多いです。(時々、水曜日の試合もあります)
これは、来場者が最も多い時間帯に合わせてスケジュールが組まれているためです。

そのため、アウェイのチームはホテルに宿泊するのが一般的ですが、実際に私がメディカルスタッフとして帯同していた際、選手たちが口を揃えて嫌がるホテルがありました。
それが──「浴槽のないホテル」です。

↑選手の施術をしていた時の様子。当院の医療機器を持って行って現地のホテルで施術していました。写真には写っていませんが、体がでかいので足がベッドからはみ出てます。

日本の規格では収まりきらない選手たちを相手にしてました。体がデカけりゃ施術する範囲も広い。しかも筋肉の厚みがすごい。特に外国人選手。疲れた。

私は浴槽のないホテルより、筋肉のある選手あり過ぎる選手が嫌いです。冗談です。


Contents

■ なぜ浴槽のないホテルが嫌われるのか

選手たちはよく「なんで浴槽ないんだよ」「うわ、浴槽ないじゃん」と不満を漏らします。
特に東京などの都心部では、土地代が高く部屋のスペースが限られているため、シャワーのみのホテルも珍しくありません。

しかし、浴槽がないと「疲労回復が遅れる」ため、選手にとっては死活問題なのです。


■ 入浴で得られる“ヒートショックプロテイン”効果

お風呂に浸かることで体が温まり、ヒートショックプロテイン(HSP)と呼ばれるタンパク質が活性化します。
このHSPは、傷ついた筋肉を修復し、回復を早める働きがあります。

つまり、湯船に浸かること=ケガを防ぐことにつながるのです。

バスケットボールは、体のぶつかり合いが非常に激しいスポーツ。
2メートルを超える筋肉質な選手同士がぶつかる衝撃は、まるで走行中の車と接触するようなものです。
そんな試合を土曜に戦い、翌日の日曜にもすぐ試合。
疲労を抜く時間が少ない中で、回復の遅れはケガのリスク増大に直結します。


■ ケガは選手生命を左右する

疲労が蓄積したままプレーすると、

  • ✅肉離れ
  • ✅疲労骨折
  • ✅筋筋膜性腰痛
  • ✅肩痛・膝痛

などを引き起こすリスクが高まります。

プロ選手にとって、ケガは収入や契約に直結する重大問題です。

仕事ができなくなってしまいます。

絶対に軽視してはいけません。
だからこそ、「浴槽のないホテル」は避けたいのです。


■ 勝つチームは必ず「健康」なチーム

私が数年間、プロスポーツの現場でメディカルスタッフとして関わってきて痛感したのは、

「勝つチーム・選手は、必ず健康である」

ということです。
体のケアを怠らず、常にベストな状態を保てるチームや選手だけが、長いシーズンを戦い抜くことができます。


■ 自分の体を理解する選手たち

中には、ホテルに加湿器を持参する選手もいました。
湿度や温度を一定に保ち、回復しやすい環境を自分で作るためです。

加湿器がないときには、

  • ✅浴室にお湯を張ってドアを開け、部屋の湿度を上げる
  • ✅マスクの内側に湿らせた布を入れて寝る

といった工夫をしている選手もいました。

メジャーリーグ大谷翔平選手は、自身で使用する医療機器を持って移動する姿を撮影されていました。(当院で扱う医療機器と同じだったので嬉しかったことを覚えています)

その際の記事はこちら↓

大谷翔平選手が使う医療機器がこれだ!!! | 小平市小川の整体|あさば整骨院

元NBA選手のコービーブライアントは、試合直後から医療機器を使用して回復させていました。

現NBA選手のレブロンジェームスは、自身のメディカルコンディショニングに年間1億円ほど使っています。(どうやって使ったら1億円もいくのか、むしろ謎)

プロスポーツ選手、めちゃ医療機器を使います。

マッサージだけ、ストレッチだけになっていませんか?医療機器を使いましょう医療機器を。家電製品のない生活が不便過ぎるのと似たマインドです。

また、田臥勇太選手が靴ひもを丁寧に結ぶことや、イチロー選手がバットケース内の湿度を一定に保つことも有名な話。
一流の選手ほど、環境へのこだわりが強いのです。


■ あさば整骨院からのメッセージ

小平市のあさば整骨院でも、プロ選手の体づくりの考えをベースに、
一般の方でも「疲れを溜めない・ケガを防ぐ・回復を早める」施術を行っています。

特に、深部温熱療法・カッピング療法・筋膜リリースなどを組み合わせて、医療機器を使用して体を回復しやすい状態に整えることを大切にしています。

健康な体こそ、最高のパフォーマンスを生む。

日々のセルフケアと定期的な体のメンテナンスで、
あなたも“勝てる体”・“戦い抜ける体”をつくりましょう。


【ヒートショックプロテイン活性化のポイント】

  • お湯の温度:40〜42℃
  • 入浴時間:15〜20分程度

疲れを感じた時は、リビングやソファでの寝落ち、シャワーではなく、湯船に浸かる習慣を。それが、疲労回復とケガ予防、次の日も仕事や学校で戦い抜ける第一歩です。


▶ 小平市で「疲労回復」や「体のメンテナンス」をしたい方へ

あさば整骨院では、スポーツ選手から一般の方まで、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
➡︎ あさば整骨院の施術内容を見る


🏀 まとめ

  • プロ選手は浴槽のないホテルを嫌う
  • 湯船に浸かることで回復が早まり、ケガ予防につながる
  • 勝つチームや選手は必ず健康なチーム
  • 一般の方も、日々のケアと整骨院でのメンテナンスが重要

疲れを放置せず、早めのケアを心がけましょう。

■ つぶやき

沖縄のチームはアウェイで試合=飛行機に乗るので、大変だなーといつも思っていました。
ちなみに、これはスポーツとは全く関係ない話ですが、沖縄でライブを行ったアーティストは、ライブ翌日の朝の便で東京へ帰りがちです。

 

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