【頭痛の原因】脳圧が上昇しやすい日常動作について
頭痛の原因の一つ「脳圧の上昇」について
脳圧(正確には「頭蓋内圧」)は常に一定ではなく、健康な人でもちょっとしたことで一時的に上がることがあります。必ずしも病気というわけではありません。
🧠 脳圧が一時的に上がることがある状況
- 咳やくしゃみ
- いきむとき(排便・重い物を持つときなど)
- 運動で強く力んだとき
- 泣いたり、感情が高ぶって血圧が上がったとき
- 横になったとき(立っている時より少し高くなる)
- 不良姿勢が続いたとき
これらは一過性で、すぐに元に戻ります。
🩺 脳圧が上がったときに出やすい症状
一時的な生理的変化であれば、ほとんど自覚はありませんが、ある程度持続すると以下のような症状が出やすいです。
- 頭痛(特に朝方に強い)
- 吐き気や嘔吐(吐くと少し楽になることも)
- 視覚の異常(ぼやける、かすむ、視野が欠ける)
- 耳鳴りや頭の中で脈を感じる
- 集中力の低下、ぼーっとする感覚
🚨 注意した方がいいサイン
- 繰り返す激しい頭痛
- 吐き気・嘔吐が頻繁にある
- 視力・視野の変化(ものが二重に見える、視野が欠けるなど)
- 意識がもうろうとする
症状が強い場合は「お医者さんに行くほどではない」ではなく、早めに脳神経外科や内科で相談した方が安心です。
医療機関での対応と整体の役割
お医者さんでの診察の結果、脳本体や脳血管には異常が無いと確認できた後、脳圧を下げる、もしくは脳圧を上げにくくするアプローチをしていくのが効果的です。
我々医療従事者が直接「脳圧を下げる」ことはできません。脳圧を下げるのは基本的に医師の管理下による薬の投与や手術の領域(薬、穿刺、外科処置など)です。
ただし、間接的に脳圧を上げにくい状態に整えることは、私達医療従事者や整体でも期待できます。
次回予告
次回はどのようなアプローチが効果的か、その具体例を挙げて解説していきます。
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2025年 9月 19日 8:25 AM