頭痛の原因のひとつ。脳圧とは?頭痛症状でお困りなら、小平市の整体あさば整骨院へ!

頭痛の原因のひとつである「脳圧」というのは、正確には 頭蓋内圧(Intracranial Pressure, ICP) と呼ばれます。

脳圧が高くなると頭痛症状が強くなり、低くなると落ち着いてきます。

今回は、そもそも脳圧とは何か?圧力が高くなると体にどのような変化が起きるのか、どのような治療方法があるのかを探っていきます。

普段頭痛症状でお困りならぜひ参考にしてください。

✅ 脳圧(頭蓋内圧)とは

人間の脳は 頭蓋骨という固い入れ物の中に入っています。

その中には

    1. 脳そのもの(組織)
    2. 脳脊髄液(脳や脊髄を守る液体)
    3. 血液(脳を栄養する)
      が存在しています。

この「限られた空間」における圧力のことを 脳圧(頭蓋内圧) といいます。

✅ 正常値

  • 成人では 7〜15 mmHg(ミリ水銀柱) 程度が正常。
  • 20 mmHg以上になると「頭蓋内圧亢進」として危険な状態とされます。

✅ 脳圧が上がる原因

  • 頭部外傷(脳出血、脳挫傷など)
  • 脳腫瘍
  • 脳浮腫(むくみ)
  • 髄膜炎や脳炎
  • 水頭症(脳脊髄液がたまる病気)

✅ 脳圧が高くなるとどうなる?

  • 強い頭痛
  • 吐き気・嘔吐(特に朝方)
  • 意識障害(ぼーっとする、昏睡)
  • 視力障害(視神経が圧迫される)
  • 重症だと呼吸や循環にも影響し、命に関わることもある

✅ 脳圧を下げるための治療(医療現場)

  • 頭を少し高くして寝かせる(頭部挙上)
  • 浸透圧利尿薬(例:マンニトール)で脳の水分を減らす
  • 脳脊髄液をドレナージ(管で抜く)
  • 重症の場合は頭蓋骨を一時的に外して脳を圧迫から解放する手術(開頭減圧術)

つまり、脳圧は 「頭蓋骨の中の圧力」 のことです。上がると脳の働きが妨げられて非常に危険なので、医学的にとても重要な指標です。

しかし、日常的に脳圧が一過性に上昇して痛み症状が出る中等度〜軽度の人は、上述した脳圧を下げるための医師の手術ではなく、保存療法が効果的です。

私達医療従事者はどんな保存療法をして頭痛症状を緩和するのかと言いますと、【静脈血流量】や【硬膜へのアプローチ】を行なっていきます。

次回では具体的にどんな時に脳圧が上がるのかを解説します。

小平市で頭痛にお悩みなら、あさば整骨院にご相談ください。

 

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