「アルバイトからファイナルMVPへ──這い上がった男・山崎稜の軌跡」
プロスポーツの世界には、光の当たる選手がいる一方で、影に埋もれていく選手もいます。多くの選手が幼少期からエリート街道を歩み、光の当たる華々しいキャリアを築く一方で、チャンスを掴むためにもがき続けても光が当たらない者の存在も少なくありません。
広島ドラゴンフライズの山崎稜(やまざきりょう)選手も、かつては光から遠い場所にいました。試合が終わればすぐにアルバイト先へ向かう、そんな生活を送りながらも夢を諦めなかった男が、ついには日本最高峰のプロバスケットボールリーグであるBリーグの頂点に立ち、ファイナルMVPに輝く。これは私が実際に経験した、努力と信念で自らの道を切り開いた一人のバスケットボール選手の実話です。
アルバイト生活を支えに、夢を追った日々
山崎稜選手がかつて所属していた埼玉ブロンコス。私が同チームでメディカルスタッフとして選手たちのサポートをしていた頃、彼は決して恵まれた環境にいるわけではありませんでした。
ホームゲームが終わり、クールダウンや治療を終えると、彼はいつも決まってこう言っていました。
「これからバイトです。」
多くの選手が疲れた体を休める中、彼は生活を支えるために働きに出ていました。バスケットボールだけでは食べていけない厳しい現実を抱えながらも、それでもコートに立ち続けていました。契約の詳細は分からなかったのですが、少なくとも“プロ”と呼ばれる世界で彼が経済的に苦しい状況にいたことは、疑いようもなかった事実でした。
ただ、山崎選手は決して弱音を吐かない。むしろ、周囲に気を遣いすぎるほどに遠慮がちで、優しさがにじみ出るような人でした。治療を受ける順番も「空いていたらお願いしたいです」と控えめに伝えてくる姿が、今でも強く印象に残っています。
優しさと遠慮の裏にあった確かな実力
優しすぎる性格は、プレーにも現れていたようで、彼は決して自己主張の強いタイプではなく、チームメイトからは「もっと自分を出していい!」「もっといけ!」と背中を押されることが多かった。それでも彼の武器である高精度なシュートは、当時から際立つものがありました。チャンスをもらえばしっかり決める。そんな確かな実力を、彼は静かに持ち続けていたように思います。
埼玉ブロンコスでの在籍はわずか1年ほどだったと思いますが、その後、彼は栃木ブレックスや群馬クレインサンダースといった強豪チームを渡り歩き、現在は広島ドラゴンフライズに入団。シュート精度はさらに磨かれ、ディフェンスでも存在感を発揮し、スターティングメンバーに名を連ねるようになっていました。かつてアルバイトに追われていた彼が、今では立派に“プロ”としてその地位を確立していたのです。
史上最大の下剋上──ファイナルMVPへの道
2023-24年シーズン、広島ドラゴンフライズは誰もが驚く快進撃を見せました。
1回戦ではシーズン最高勝率を誇る三遠ネオフェニックスを2連勝で撃破。その勢いのまま名古屋ダイヤモンドドルフィンズも倒し、ついに決勝の舞台へ駆け上がります。
相手は2度目の優勝を狙う琉球ゴールデンキングス。多くの専門家やBリーグファンが琉球の勝利を予想する中、広島はその予想を覆す戦いを見せました。
そして、このシリーズで最も輝いたのが山崎稜選手でした。
彼は3ポイントとディフェンスに強みのある、いわいる“3&D”として、チームに不可欠な存在に成長していました。ディフェンスで相手のエースや得点源を封じ込み、オフェンスでは3ポイント成功率56.0%という驚異的な数字を記録。クライマックスシリーズでの平均13.9得点という活躍は、広島の初優勝に大きく貢献しました。
2勝1敗で広島が勝利を掴み、史上最大の下剋上と称されたこの優勝劇。その中心にいた山崎選手が、堂々のファイナルMVPに輝き、1人スポットライトを浴びている姿を見た瞬間、私は感動で胸がいっぱいになりました。
世間から見ればたまたま勢いに乗った広島が勝った。その時活躍した山崎選手がMVPを獲った。と、ただこれだけの事実だけなのかもしれませんが、彼の今までの努力を知る者からすれば、単に奇跡やたまたまという言葉だけでは片付けられない、積み重ねてきたものの重みを感じずにはいられません。
派手な経歴もなく、脚光を浴びることも少なかった彼が掴んだ栄冠は、決して偶然ではなく、見えないところで積み上げてきた努力と覚悟の結晶です。
アルバイトに追われながらも夢を諦めず、与えられたチャンスを逃さずに掴み取ってきた彼の姿を思えば、このMVPは単なる結果以上の意味を持ちます。
這い上がった男が示した“諦めない力”
私自身、これまで多くの選手を見させて頂きましたが、アルバイト生活から優勝とMVPを手にした選手は山崎稜選手以外に知りません。
プロの世界は厳しく、多くの選手が様々な理由により途中で夢を諦めてしまいます。
怪我、契約問題、実力、チーム事情などの理由の他にも同年代のサラリーマンの給料事情やSNSでキラキラしている友人なんかを見ると、自分が安い給料で保証もないプロ生活を続けているのが辛くなってきたりすることもあるでしょう。
それでも彼は違いました。周りに流される事なく地道に努力を積み重ね、這い上がっていき、最後は大きな舞台で一人スポットライトを浴びていました。
広島ドラゴンフライズは全国的な知名度ではまだ他の強豪チームに及ばないかもしれません。山崎稜という名前も、琉球や千葉のスター選手たちほど広く知られてはいないでしょう。しかし、彼の物語は、バスケットボールだけでなく、スポーツを愛するすべての人に知ってほしいと心から思います。
誰よりも優しく、誰よりも努力を続けた男が掴んだ、栄光のファイナルMVP。
その軌跡は夢を追うすべての人にとって、これ以上ない勇気と希望を与えてくれるはずです。
MVPを獲得したのは31歳。これからもまだバスケットボール人生は続いていく事でしょう。健康がないと選手生活を続けられませんので、これからも日々のケアに気を使ってできるだけ長く活躍してほしいと思います。
どんなに厳しい状況でも、山崎稜選手のように目の前のことに真摯に向き合い、諦めずに積み重ねた先にこそ、想像を超える未来が待っている。だからこそ、今いる場所でできることを精一杯続けていきたい。
努力はすぐに報われなくても、自分を裏切らないと彼が証明してくれました。
私も怪我で夢を諦める選手が1人でも減るように、これからも日々努力していきます。

埼玉ブロンコスのサポートをしていた当時の私(中央)
2025年 2月 27日 9:11 AM
日頃から当院をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
2025年3月休診日のお知らせです。
誠に勝手ながら以下の日程を休診とさせていただきます。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

3月4日(火)
3月10日(月)
3月24日(月)
3月31日(月)
他通常診療日程の通りです。
2025年 2月 26日 8:41 AM

今シーズンからVリーグで活躍する林雅裕(はやしまさひろ)選手が、大学卒業に合わせてわざわざ挨拶に来てくれました!
大学時代は怪我に苦しみながらも努力を重ね、今ではレーヴィス栃木の一員として飛躍する姿に胸が熱くなります。
治療を通じて林選手の活躍を見ることができて楽しかったです。バレーボール選手なのにNBAにも詳しく、話すたびに新たな発見があるのも林選手の魅力の一つです。これからの活躍が本当に楽しみです!
プロの世界に入り、飛躍していく彼の挑戦を応援していただけたら嬉しいです!
林選手からメッセージいただきました↓

東京学芸大学キャンプテン→レーヴィス栃木
レーヴィス栃木選手一覧↓
https://www.svleague.jp/ja/v_men/team/detail/500
#レーヴィス栃木 #東京学芸大学 #バレーボール #vリーグ #volleyball #revestochigi #林雅裕
2025年 2月 21日 8:26 AM
小平市で脚の静脈瘤にお悩みの方へ
ふくらはぎの血管が浮き出たり、膝から下がむくんで重だるく感じる——このような症状にお悩みではありませんか?
静脈瘤は、血液の循環が滞ることで血管が膨らみ、足のむくみや痛み、だるさを引き起こす症状です。特に立ち仕事が多い方や長時間同じ姿勢でいる方に発症しやすく、放置すると症状が悪化する可能性もあります。
静脈瘤の症状を和らげるために
小平市の【あさば整骨院】では、静脈瘤による不快な症状を改善するために、専用の医療機器を使用した施術を行っています。この施術では、脚の深部までしっかりと温めることで血流を促進し、血液の滞りを解消していきます。
なぜ「温める」ことが有効なのでしょうか? それは、血管が温まることで拡張し、血液の流れがスムーズになるからです。冷えが原因で血流が悪化すると血液が滞りやすくなり、静脈瘤の症状が悪化しやすくなります。逆に、深部まで温めることで血液がスムーズに流れ、むくみやだるさが軽減されるのです。
医療機器を使用するメリット
「温めるだけならお湯に浸かるだけでいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。確かに入浴も血流促進に役立ちますが、あさば整骨院の医療機器による施術は、お湯に浸かるよりも効果的です。その理由は、
- 深部まで温めることができる: お湯の場合、表面の血管は温まりますが、深部の血流改善には限界があります。専用の医療機器を使えば、皮膚の奥深くまでしっかりと温熱が届き、血流を根本から改善できます。
- 局所的に集中的な施術が可能: ふくらはぎなど、特に症状が強い部分にピンポイントで施術ができるため、効率的に改善を目指せます。
- 持続的な温熱効果: 入浴後は体温が下がるとともに血流も元に戻りますが、医療機器の施術では持続的な血流改善が期待できます。
小平市で静脈瘤の症状にお悩みなら
脚のむくみや痛み、だるさに悩まされている方は、ぜひ小平市の【あさば整骨院】にご相談ください。専用の医療機器を用いた施術で、静脈瘤による不快な症状を和らげ、快適な日常を取り戻しましょう。
お問い合わせ・ご予約はお気軽にどうぞ!
2025年 2月 18日 9:08 PM
✔︎下っ腹がぽっこりしてきた
✔︎腰が痛いことが多くなってきた
✔︎仰向けで寝ると腰が張る・痛い
✔︎出産後骨盤矯正をしていない
✔︎首肩こりがある
✔︎姿勢が悪くなってきた
一つでもこのような症状がありましたら、骨盤矯正をおすすめします!
骨盤矯正のアウトフレア・インフレアについて

骨盤矯正は、健康な身体を維持する上で重要な施術の一つです。小平市の整体あさば整骨院では、特に骨盤の「アウトフレア」と「インフレア」に関する説明や施術を行っています。骨盤は人体の土台とも言える重要な部位であり、姿勢や全身のバランスに大きな影響を与えます。そのため、骨盤の歪みを放置するとさまざまな不調が生じる可能性があるため、早めの対処が求められます。
アウトフレアとは、骨盤が外側に開いた状態のことを指します。この状態は特に産後の女性に多く見られる骨盤の変位です。骨盤が開くことで下腹部が前にぽっこりと突き出たような見た目になり、いわゆる「ぽっこりお腹」が形成されやすくなります。また、股関節は外側に向きやすくなり、あぐらをかいたような姿勢を取りやすくなります。その反面、内股の姿勢は取りづらくなり、股関節の可動域が偏ることにもつながります。腰の筋肉も緊張しやすくなり、反り腰の状態になりがちです。この結果、腰痛が起こりやすくなったり、仰向けで寝る際に腰に痛みを感じたりすることがあります。さらに、腰の筋肉が過剰に緊張することでインナーマッスルが十分に働かなくなり、将来的には脊柱管狭窄症や変形性股関節症などのリスクが高まる可能性もあります。
筋肉の緊張には「相反抑制」という身体の生理的な反応が関与します。これは、ある筋肉が強く緊張すると、その拮抗する筋肉の働きが抑制される現象です。アウトフレアの状態では腰の筋肉が緊張するため、相反する腹部のインナーマッスルがうまく機能しなくなります。その結果、ぽっこりお腹が改善しにくいという悪循環に陥ることがあります。アウトフレアの改善には、まず硬くなった筋肉や関節の柔軟性を高めることが重要です。その上で筋力トレーニングを行い、骨盤の安定性を高めていくアプローチが効果的です。
一方、インフレアは骨盤が内側に閉じた状態を指します。この場合、腰が丸まりやすくなり、股関節は内股方向に変位する傾向があります。インフレアの骨盤は腰椎疾患を引き起こすリスクが高く、特に椎間板症やヘルニアなどの腰痛疾患が発症しやすい状態です。また、アウトフレアと同様に筋肉バランスの崩れが生じ、大腿四頭筋やハムストリングスにも悪影響を及ぼします。この結果、膝の疾患を引き起こすリスクも高まります。
骨盤の歪みは単なる姿勢の問題にとどまらず、全身の筋肉バランスや健康状態に深刻な影響を及ぼします。アウトフレアもインフレアも放置することでさまざまな身体のトラブルにつながる可能性があるため、適切なケアと施術が重要です。小平市の整体あさば整骨院では、専門的な視点から骨盤の状態を診断し、個々の状態に合わせた最適な治療とトレーニングを提供しています。骨盤の歪みや姿勢の乱れに悩んでいる方は、早めに相談することで健康な体作りへの第一歩を踏み出すことができるでしょう。
骨盤が開く(アウトフレア)と起こる主な症状
最後に産後の骨盤に特に多い、骨盤が開いた状態(アウトフレア)は体にどのような不調が起こるのか、多く見られる症状を頻度や一般的な訴えの多さを基準にした順序で以下に示します。
1. ぽっこりお腹
骨盤が開くことで腹部が前に突き出たような姿勢になり、下腹部がぽっこりと出る見た目になるのが一般的です。インナーマッスルが働きづらくなるため、お腹が引き締まりにくくなります。
2. 反り腰(腰の反張)
骨盤の開きによって骨盤が前傾するため、腰が過度に反りやすくなります。この姿勢の変化が腰への負担を増大させます。
3. 腰痛
反り腰の影響や骨盤の不安定性から腰の筋肉が緊張しやすくなり、慢性的な腰痛につながることがあります。仰向けで寝た際に腰が浮いて痛みを感じるケースも多いです。
4. 股関節の可動域制限
股関節が外側に開きやすく、逆に内側への動きが制限されるようになります。これにより歩行時や座位で違和感を感じることがあります。
5. 姿勢の崩れ(猫背や前傾姿勢)
骨盤の不安定性から上半身のバランスが崩れ、猫背や前傾姿勢になりやすくなります。姿勢の悪化は肩こりや背中のこりにもつながります。
6. 下半身太り
骨盤の開きによって血流やリンパの流れが滞りやすくなり、特に太ももやお尻周りに脂肪がつきやすくなります。むくみも見られることがあります。
7. 生理痛や生理不順
骨盤の歪みが子宮や卵巣の位置に影響を与え、ホルモンバランスが乱れることで生理痛や生理不順を引き起こすことがあります。
8. 膝の痛み
骨盤の不安定性によって大腿四頭筋やハムストリングスのバランスが崩れるため、膝への負担が増え、痛みが生じることがあります。
9. 便秘や消化不良
骨盤の開きが内臓の位置に影響を与えることで、腸の動きが悪くなり、便秘や消化不良の原因となることもあります。
10. 肩こりや首の痛み
骨盤の歪みは全身のバランスに影響を与えるため、上半身にも負担がかかり、肩こりや首の痛みを引き起こす場合があります。
このような症状は個人差があるものの、骨盤の開きが全身の健康に多面的な影響を与えることがわかります。早期のケアで多くの不調を防ぐことが可能です。
骨盤が歪んだ状態を放置しておくと将来的に腰や膝の疾患を抱えるリスクが大きくなるため、早期に対策をして日常生活の質を高めていきましょう!
骨盤矯正のことなら、小平市の整体あさば整骨院へ!
2025年 2月 10日 8:58 AM
自律神経失調症は交感神経(興奮、活動)と副交感神経(休息、リラックス)のバランスが乱れることでさまざまな身体的・精神的な症状が現れる状態です。具体的な症状を詳しく紹介していきます。
以下のような症状があり、お薬を服用してもなかなか改善しないという方がいましたら小平市の整体あさば整骨院へお越しください。
身体的な症状について
- 不眠・睡眠障害: 寝つきが悪い、眠りが浅い、途中で目が覚める
- 疲労感: 十分な睡眠を取っても疲れが取れない
- 頭痛・偏頭痛: 緊張型頭痛やズキズキとした痛み
- めまい・ふらつき: 突然の立ちくらみや、バランスが取れなくなる
- 動悸・胸の圧迫感: 心臓がドキドキする、胸が重苦しい感じ
- 息苦しさ・過呼吸: 深呼吸がうまくできない、息切れ感
- 手足の冷え・ほてり: 季節に関係なく手足が冷たい、または急に熱くなる
- 異常な発汗: 特に手のひらや足の裏など局所的な発汗
- 胃腸の不調: 食欲不振、下痢、便秘、胃もたれ
- 耳鳴り・視界のぼやけ: 高音の耳鳴りや聞こえが悪くなる、視界がぼやける感覚
- 筋肉の緊張や痛み: 肩こり、腰痛、全身のこわばり
精神的な症状について
- 不安感・恐怖感: 理由のない不安、パニック発作
- イライラ・怒りっぽさ: 些細なことで感情が高ぶる、怒りっぽくなる
- 抑うつ状態: 気分が落ち込む、涙もろくなる
- 無気力・倦怠感: やる気が出ない、何事にも興味がわかない
- 集中力や記憶力の低下: 注意が散漫になる、物忘れが増える
- 感情の不安定さ: 喜怒哀楽が極端になりやすい
症状が起こる要因・状況
- 季節の変わり目: 気温や気圧の変動に敏感になる
- ストレスやプレッシャー: 仕事や家庭の問題で神経が乱れる
- 生活習慣の乱れ: 不規則な食事や睡眠不足
- ホルモンバランスの変化: 更年期や産後など
- 長時間のデジタル作業: 目や脳への負担が大きい場合
- 首の神経の圧迫:首周辺の緊張が強くなる事により周辺の神経を圧迫して視床下部が引っ張られ機能が低下する。また横隔神経や大・小後頭神経などなら末梢神経が問題で乱れる
補足
症状は人によって異なり、すべてが同時に起こるわけではありません。症状が複雑で「どこに相談すればよいかわからない」というケースも多いです。整体や心療内科の併用で改善する場合もあるので、適切な専門家のサポートが大切です。
当院の治療方針
小平市の整体あさば整骨院では、主な首の神経の圧迫を取り除き、それに伴う横隔神経やほか末梢神経に対しアプローチをしていく事で症状の改善を行っています。
具体的には首に専用の医療機器を投射して施術による変化が起きるかどうかを経過観察していく手法です。
これは、首からくる症状の治療法を確立し成果を上げている東京脳神経センター理事長の松井孝嘉医師も推奨しており、国際的医学誌『ヨーロピアン・スパイン・ジャーナル』にも掲載されています。
こちらの手法を基に変化があれば改善が期待できますので一度専用の医療機器を投射して変化が起きるかどうか確認していきましょう。
頻度は1週間に1〜2回、合計8回投射していきます。
一度の施術で変化を体感できる方も多いので、まずはご来院ください!
2025年 2月 3日 8:53 AM
✔︎立ち上がる時に膝が痛い
✔︎階段の昇り降りが困難
✔︎ウォーキング、ジョギング、ゴルフなどの運動や趣味が困難な時がある
✔︎旅行先での観光や散策で膝に支障が出る
✔︎膝痛で外出をためらうようになった
そんな膝痛からくる症状でお悩みではありませんか?

急性でも慢性でも、膝痛にお悩みなら小平市の整体あさば整骨院にお任せください!
つらい膝の痛み、その原因とは?
膝は立ったり座ったり、歩いたりと様々な動作を支える重要な関節です。体重を支えるだけでなく、地面からの衝撃を吸収するクッションの役割も果たしています。そのため、一度膝に痛みが出ると日常生活に支障をきたし、生活の質(QOL)が低下します。
膝の痛みを感じる原因や対処法について詳しく見ていきましょう。
膝痛の原因となる疾患
1. 変形性膝関節症
- 60代前後の女性に多い疾患
- 長期間膝に負担がかかり、軟骨がすり減って骨同士がぶつかることで炎症が起こり痛みが生じます。
2. 関節リウマチ
- 関節内の「滑膜」が異常増殖し慢性的な炎症が発生
- 何もしていなくても痛むのが特徴
- 血液検査でリウマトイド因子が検出されます。
3. 半月板損傷
- 膝関節内の軟骨様の板が損傷する疾患
- 無理な捻りや加齢による老化が原因で、膝の曲げ伸ばし時に痛みやひっかかりを感じます。
- 膝に直接衝撃が加わった際に痛むことが多いです。
4. 膝関節靭帯損傷
- 膝を無理に内側や外側に向けることで靭帯を損傷し、内股(X脚)側で損傷すると内側側副靱帯を損傷しやすく、外側(O脚側)に損傷すると外側側副靭帯損傷が多いです。
- スポーツでの衝撃や転倒が原因となることが多いです。
5. スポーツ障害による膝痛
- 「ジャンパー膝」や「オスグッド」「ランナーズニー」などが代表例
- 大腿四頭筋や大腿筋膜張筋を酷使することで発症し、臀部やハムストリングスの機能が低下した条件下で発症することが多く、成長期の子供にも見られることが多いです。

膝痛の原因別対処方法
1. 変形性膝関節症
- 急な痛みや腫れがある場合は安静にしましょう。
- 痛みが軽減したら徐々に運動を再開しましょう。
2. 関節リウマチ
- 早期治療が重要です。
- 温熱療法やリハビリによる筋力強化が効果的です。
3. 半月板損傷
- 筋力トレーニングやストレッチで負担軽減
- 引っ掛かりがひどい場合は手術も検討しましょう。
4. 膝関節靭帯損傷
- ストレッチや筋力トレーニングで膝の安定性を向上
- 靭帯が完全に断裂した場合は手術が必要です。
膝痛対策の基本ケア
1. 安静を保つ
- 痛みや腫れがある場合は安静にし、患部に負担をかけないようにします。負担をかけないというのはただ何もせずにいる事ではなく、痛む動きのみを避けましょうという事です。
2. サポーターやスリーブの装着
- 膝の安定性を高め、関節への負担を軽減します。日常使いをしたい場合は服の下にもつけやすいスリーブがおすすめ。ただし、痛みが強い場合やスポーツ時に関しては多少のごわつきはあってもサポーターの方が安定性が高い為、サポーターの着用をおすすめします。

3. シューズの見直し
- クッション性と安定性のあるシューズを選びましょう。クッション性はソールの厚みが十分な物。安定性は靴のねじれが少ない物が良いでしょう。アッパーと言って足の甲を覆う生地はソフトなもの、もしくはつま先を反った際に足の甲に生地が食い込まないような物、あたりの優しいソフトな物が良く、踵部分(ヒールカウンター・ヒールカップ)の素材は硬い物の方が良いです。踵のブレが大きいと膝のブレも大きくなり膝に負担がかかります。踵のブレは膝のブレと認識しましょう。
4. 痛みのない範囲で運動する
- 軽いウォーキングやジョギングが効果的ですが、痛みが強い場合は水中ウォーキングから行うと良いでしょう。
膝痛予防のための日常習慣
1. スクワットトレーニング
- 太ももの前面だけでなくお尻やハムストリングスの筋肉も鍛えることが重要です。
正しいスクワット方法
- 足を肩幅より広めに開き、姿勢よく立ちます。
- 5秒かけてゆっくりしゃがみ、5秒かけて立ちます。上から見て膝がつま先より前に出ないよう注意しましょう。
- 1日3セット、20回を目安に行います。

2. 正しい歩き方
- 足を前に出した際、膝をしっかり伸ばすことがポイントです。膝を曲げたままだと負担が集中し、膝痛の原因になります。また、足の指が固まって使えていないと地面をしっかり掴むことができず、一点に衝撃が集中して膝関節の同じようなところばかり負担がかかることがありますので、足の指先も使えるようにしていくと効果的です。
3. 温め方・冷やし方
- 今の膝痛症状は温めた方が良いのか、それとも冷やした方が良いのか、どちらが良いのかよく聞かれます。腫れや赤み、熱感がある場合は冷やし、無い場合は温めましょう。また、温泉に浸かると膝関節が楽という方は温めた方が効果的です。運動直後〜1時間以内であれば15分程度冷やした方が良いですが、運動後1時間以上経過した場合は温めた方が良いことが多いです。お風呂に使ったりシャワーを膝に当てたりしても良いでしょう。
- 基本的には温めが良いでしょう。膝を温めると動きやすく感じる理由は、温熱が筋肉や関節周りの血流を促進し、硬直した筋肉や靭帯をリラックスさせるためです。温かさによって血液循環が良くなり、酸素や栄養素が効果的に届くので、関節の動きがスムーズになり、痛みやこわばりも軽減されることがあります。また、温めることで関節周りの関節液(滑液)が増え、摩擦を減らすため、動きやすくなります。
4. 体重の管理
- 体重が増え無いようにしましょう。体重が増えると膝に負担がかかりやすくなり、その結果、膝痛が起こりやすくなります。膝は体重を支える役割があり、体重が増えるとその負担が大きくなります。歩いたり走ったりすると体重の数倍の力が膝にかかります。これが繰り返されることで膝の関節や軟骨が摩耗しやすくなり、炎症や痛みが生じることがあるんです。また、体重が増えると、筋肉の柔軟性やバランスが悪くなり、膝への負担がさらに増えることにもつながります。
あさば整骨院の膝痛改善アプローチ方法
当院では、膝痛の根本原因にアプローチする治療を行っています。ストレッチだけでは緩まない筋肉には医療機器を使用し、柔軟性の向上を図ります。さらに臀部の筋肉強化により、膝の安定性を向上させます。長年の慢性痛やスポーツによるケガもご相談ください。
膝痛は早期のケアと日常生活での工夫が重要です。無理なくできる運動や生活習慣の見直しで膝を守りましょう。
膝痛にお困りなら、小平市の整体あさば整骨院へ!
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2025年 2月 1日 1:21 AM