当院で扱う医療機器が身体に及ぼす効果について
こんにちは!
小平市の整体あさば整骨院です!
今回は当院で扱う医療機器の効果について解説させていただきます。
電気には低周波・中周波・高周波という周波数がありまして、周波数とは、音や電波、電気信号など、規則正しく繰り返される現象が1秒間に繰り返す回数のことです。例えば、1秒間に50回繰り返す波は「50Hz(ヘルツ)」と表されます。ヘルツという単位は、この概念を確立したドイツの物理学者ハインリヒ・ヘルツにちなんで名付けられました。
医療機器においてそれぞれの周波数が身体にどのような影響があるのかと言いますと、
- 低周波(1〜1,000Hz程度)
- 筋肉や神経を刺激しやすい
- 皮膚への抵抗を受けやすい(ビリビリ感が強め)
- 血流改善、鎮痛、筋肉の収縮運動(EMS的な作用)にも使われる
- 電気の刺激で筋肉をピクッと動かしたり、血流を促したりする
- 中周波(1,000〜10,000Hz程度)
- 皮膚抵抗を超えやすいので、深部まで届きやすい
- 刺激感がマイルドで患者さんが受けやすい
- 筋肉を動かしつつも、リラックス効果や深部血流改善に使われる
- 代表例:干渉波治療器
- 低周波と同じく電気の刺激で筋肉をピクッと動かしたり、血流を促したりする
- 高周波(10,000Hz以上)
- 神経や筋肉の直接刺激はほとんどない
- 摩擦熱を発生させ、深部を温める作用がメイン
- 温熱効果 → 血流改善、治癒促進、可動域改善
- 代表例:ラジオ波、ハイボルテージ、超音波治療
- 筋肉を動かすのではなく、摩擦熱を体内で起こすことによって「深部加温」をする
まとめ(イメージ)
- 低周波 → 浅く、強い刺激で「動かす」
- 中周波 → 深く、やさしい刺激で「届かせる」
- 高周波 → 筋肉をほとんど動かさず「温める」
と言った効果があります。
当院で扱う医療機器は主に中周波〜高周波の医療機器を使用しております。
手の届かない深部の筋肉や神経に原因がある場合は手では届かない為、適切な医療機器を使用することをお勧めします。
また、低周波・中周波治療器は一般の方でも購入可能です。
しかし、高周波治療器は一般的に10,000Hz以上の高い周波数を使い、家庭用としてはあまり普及しておらず、病院や私たちのような整骨院や医療現場で使われることが多いです。特定の医療資格がなければ購入できないものがほとんどです。
高周波治療は、体のより深部にある組織に熱を発生させ、治療に利用されます。
これは深部筋肉の血行改善や、リハビリテーション、美容医療など、より専門的な知識が必要な現場で使用します。
腰痛や肩痛、膝痛、腱鞘炎など、それぞれの症状に合わせた適切な医療機器を使用しましょう。
2025年 9月 9日 9:01 AM