肉離れ後のスポーツ競技復帰とリハビリの流れ

Contents

はじめに

「肉離れをしてしまったけど、スポーツ復帰の目安はいつ?」「肉離れのリハビリ方法を知りたい」そんな悩みを抱える方はとても多いです。
肉離れはスポーツ選手に限らず、一般の方でもランニングやジャンプなどで起こりやすいケガのひとつ。
そして一度受傷すると再発のリスクも高いため、正しい知識と段階的なリハビリが欠かせません。

この記事では、肉離れ後のスポーツ復帰の目安を判断するための「ストレッチ痛」の確認方法、さらに安全に復帰するための具体的なリハビリ方法を詳しく解説します。
加えて、当院で実際に行っているチェックやサポート内容もご紹介しますので、「早く競技に戻りたい」「再発せずに運動を楽しみたい」という方の参考になるはずです。

肉離れとは?

肉離れとは、筋肉の一部が急激な動きや負荷によって損傷してしまうケガのことです。
特に太ももやふくらはぎに多く、スポーツ選手だけでなく一般の方にも起こります。
再発しやすいケガでもあるため、正しいリハビリと段階的な復帰がとても重要です。

肉離れ後にスポーツ復帰できる目安とは?

ストレッチ痛の有無が重要

肉離れをした筋肉は、まず「繊維が修復しているかどうか」を確認する必要があります。
その指標となるのが「ストレッチ痛」です。

– 筋肉を伸ばしたときに痛みがない → 組織は回復してきている
– 筋肉を伸ばしたときに痛みがある → まだ損傷が残っており完治ではない

無理に運動を再開すると、再受傷のリスクが高くなります。

組織が回復しても筋力は低下している

ストレッチ痛がなくなったからといって、すぐにスポーツに復帰できるわけではありません。
損傷した筋肉は強度や柔軟性が落ちているため、そのまま競技に戻ると再発の危険があります。

特に ダッシュ・ジャンプ・急な切り返し動作など、スポーツ特有の負荷には耐えられないケースが多いため、段階的にリハビリを進めていく必要があります。

肉離れ後のリハビリ方法と段階的復帰

1. ストレッチ

軽めのストレッチから始め、筋肉を少しずつ伸ばします。
痛みがない範囲で行い、柔軟性を徐々に取り戻していきます。

2. 筋力トレーニング

スクワットやチューブトレーニングなど、自重や軽い負荷をかけたトレーニングを行います。
ここでは筋肉を「動かして使える状態」に戻すことが目的です。

3. バランストレーニング

片足立ちやバランスディスクを使って、安定性や神経系の働きを回復させます。
スポーツ中の細かい動きに対応するための大切なステップです。

4. スポーツ動作への移行

以下の流れで強度を少しずつ上げながら、競技復帰を目指します。

– ジョギング
– ダッシュ
– ジャンプ
– フル練習

当院でのサポート

当院では「片足立ちテスト」をはじめとするチェックを行い、

– 走って良い段階か
– ジャンプして良い段階か
– フル練習に復帰して良い段階か

を評価し、それぞれの状態に合わせたリハビリ指導を行っています。
安心してスポーツへ復帰できるよう、一人ひとりを丁寧にサポートしています。

まとめ

肉離れ後のスポーツ復帰には、以下の流れが大切です。

– ストレッチ痛がないことを確認する
– 段階的にストレッチ・筋力・バランスを整える
– スポーツ動作を少しずつ取り入れる

焦らず正しいリハビリを行うことで、再発を防ぎ安全に競技へ戻ることができます。

肉離れ後の症状で安静以外の対策をしていない方は、是非一度あさば整骨院にご相談ください!

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