自律神経失調症で処方されるお薬について

こんにちは!

小平市の整体あさば整骨院です。

今回は自律神経失調症や統合失調症、うつ状態といった症状に対して処方されるお薬について解説していきます。

当院にも自律神経失調症で悩んでいる方が通院されているのですが、多くの患者様が医師から睡眠を促進させるための薬を処方されております。

なぜ睡眠を促す様な睡眠導入剤が多いのか、ご家族や介護職でサポートされている方々から質問がありましたのでお答えします。

そのためには自律神経症状とはどの様な現象が身体に起きているのかを理解すると分かりやすいので、症状、なぜその症状が起きるのか、なぜ睡眠導入剤が処方されるのかを解説します。

Contents

自律神経失調症の症状

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることでさまざまな症状が現れる状態を指します。

症状の例として、不眠、疲労感、頭痛、めまい、動悸、息苦しさ、手足の冷えや異常な汗、耳鳴りなどの身体的な症状と、不安感やイライラ、抑うつ状態、無気力、集中力や記憶力の低下などの精神的な症状など、一概にこの症状が出ますと断言して言えるわけではないのですが、その中でも不眠は非常に一般的な症状の一つです。

なぜその症状が起きるのか

上述した様な症状が起きる理由は身体の中のブレーキ役が壊れているからです。

車の様に身体にもアクセルとブレーキがあり、アクセルは興奮状態、ブレーキはリラックス状態です。

このうち、ブレーキ役が壊れてしまうと身体はなかなかリラックス状態にならず、本来身体を休めなきゃいけないのに休むことができない状態になります。

なぜブレーキ役が壊れたり機能低下してしまうのかは生活環境の変化、ストレス、食生活の乱れなど多岐にわたるため特定が難しい場合があります。

なぜ睡眠導入剤が処方されるのか

自律神経とは交感神経と副交感神経に分けられ、身体のアクセル役が交感神経、ブレーキ役が副交感神経の働きです。

自律神経系失調症ではこのうちブレーキ役の副交感神経の働きが悪くなっている事が多いためお薬によって身体の乱れを整えていきます。

これはあくまで一例ですが、なぜ睡眠導入剤が処方されるのかを以下に詳しく書きます。

1. 自律神経の乱れと不眠の関係

自律神経失調症では、交感神経(興奮や覚醒を促す)が過剰に働き、リラックスや睡眠を促す副交感神経の働きが抑えられることがあります。その結果、寝つきが悪くなったり、深い眠りが取れなくなったりします。

2. 睡眠の質が回復することで全体の症状改善を促す

質の良い睡眠は自律神経の回復にとって非常に重要です。不眠が続くとさらに自律神経が乱れ、体調や精神状態が悪化する悪循環に陥る可能性があります。睡眠導入剤を用いることで一時的に睡眠を改善し、自律神経のバランス回復をサポートします。

3. 不安や緊張を和らげる効果

自律神経失調症の症状として、不安感や緊張感が強くなることがあります。睡眠導入剤の中には鎮静作用を持つものもあり、これがリラックスを促して睡眠を助けるだけでなく精神的な負担を軽減する役割も果たします。

4. 薬物療法の役割

睡眠導入剤は根本的な治療ではありませんが、症状を緩和し、患者がリズムを取り戻すための補助的な手段として使われます。一方で、生活習慣の改善や心理療法といった非薬物療法が併用されることもあります。

薬を服用するリスク

睡眠導入剤は一時的な改善手段であり、長期間の依存や副作用のリスクもあります。そのため、お薬は適切に使用し、必要があれば生活習慣やストレスケアを並行して進めることが重要です。

まとめ

自律神経失調症の症状は身体のブレーキ役が壊れた状態。それを補うために睡眠導入剤を含めた薬を処方されます。

身体が興奮すると呼吸が深くできず、また口呼吸も増えるので脳に酸素が充分に行き届かずに上述した症状がなかなか改善しません。

お薬を服用したり、当院で医療機器を投射したりして、身体のブレーキ役を働かせてしっかり身体を休ませる方向へ導いていきましょう。

自律神経失調症の症状でお悩みなら、小平市の整体あさば整骨院へ!

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